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娘が誕生して1年が過ぎました。
正確には1年と9ヶ月。あっという間なようで、遠い思い出になりつつある出産の時の事を記録しようと思います。これから出産される方の参考になればいいな。私も不安で出産前は他人の出産レポを検索しまくりでした。あれが参考になった…という物は特になかったけど、出産への心構えが出来たのが一番大きかったです。そして、喉元すぎれば熱さを忘れると思いつつ挑みました。

予定日を過ぎても、全く生まれる気配ナシ。
出産予定日はあくまで予定日だとは言うけれど、予定日を過ぎても。うんともすんとも言わないので段々不安になってきました。陣痛って何? 状態。だけど、毎日最低でも5,000歩~1万歩近く歩き、四つん這い、床掃除等色々試せるものは試しました。(おしり歩きも骨盤が開くらしい)。そんな努力も虚しく、子宮口に変化ナシ。やっと開いたかと思いきや1センチ止まりで、とうとう入院が決まってしまいました。

ラミナリアで陣痛を誘発する事に…
「3月12日の午後に入院の用意をしてきてね」と言われ、入院グッズを持って来院。すぐに処置室でラミナリアを入れる事になりました。私の場合は子宮口が全然開いてなかったので、バルーンではなくラミナリアでした。ラミナリアは乾燥した昆布の茎根で出来ていて、水分を吸って膨張するので、子宮口を刺激して陣痛を誘発するそうです。事前に調べておいたので、処置の内容も痛い事も調査済み。ドキドキしながら処置を受けましたが、内診グリグリの痛さと変わらなかったです。

ラミナリアは地味に痛かった
ラミナリアの処置をして、その日は病室で休む事に。夜は主人が付き添って泊まってくれました。ラミナリアが膨張しているせいか、子宮が地味に痛い。ズーンと重く、生理痛の痛さレベルだったのですが、痛みには波がありました。このままひどくなって陣痛が来るのかなと期待したけど、そんな様子もナシ。B型溶連菌でひっかかってしまったので抗生物質を4時間おきに打つために注射をしに行っていたので、満足な睡眠は取れませんでした。

いよいよ陣痛促進剤を投与
朝に先生に見てもらうと、ラミナリアで子宮口は2センチだったかな。陣痛も来なかったし、思ったほど開かずガックシ。「陣痛促進剤を打ちます」と言われ、LDRに移動する事になりました。主人の付き添いの中、ノンストレステストの機械をつけて、点滴開始。陣痛促進剤を打って、どのぐらいで陣痛が来るんだろうとドキドキしながらも、主人や駆けつけてくれた主人の両親と話をしながら過ごしていると陣痛が起こることなく、点滴がマックスまで到達。そして終了。痛みの波は弱く、マックスで最後の方に50ぐらいの数値を記録した程度。先生が「もしかしたら夜に陣痛が起こる場合もあるし、また明日だね…」と言って、明日再トライする事になりました。今日、うんともすんとも言わなかった陣痛促進剤。もしかして私は効かない体質なのかな…効かなかったらどうなるんだろう…とかなり落ち込みながら夜を明かしました。

二回目の陣痛促進剤
相変わらず抗生物質の注射は4時間おきに打っていたので、朝に処置室に向かうと「そのままLDR室へ入ってください。荷物はご主人に持ってきてもらってきて」と言われ、人生初の浣腸をされた後に陣痛促進剤がスタートしました。ちなみに昨日打った陣痛促進剤のおかげで子宮口は柔らかくなっているとのこと。そう先生に励まされました。本当かな?と思ったけど、そう信じるしかない。

LDRの部屋には主人と2人きり。長丁場になるだろうとゲームしたり漫画読んでもらったりして待ってもらい、呼吸法を常に意識しつつ、スマホを触ったり、ボケーっと過ごしていました。肝心の痛みですが、昨日のマックス50が午前中に出るという好成績。よしよし、もっといい数値を叩き出せーと、痛みが来るのを期待するという、なんとも不思議な状態。もはや陣痛の恐怖はありません。

お昼過ぎに本格的に痛くなってきた
ネットで見たけど、これでダメなら帝王切開になるんだっけ、その場合はご飯食べちゃ駄目だったような…とドキドキしていたけど、お昼ご飯は食べていいとのこと。しかし、痛くてご飯どころじゃない。お昼ご飯は主人に食べてもらい、私はひたすら痛みに耐えるのみ。寝ているより、座っている方が痛みに耐えられていたんだけど、もう誤魔化しが効かなくなってきたので、ゴルフボールとテニスボールでお尻を抑えてもらってました。痛みの波がやってくる時にグーっと押してもらい、陣痛を別の痛みで逃がすって感じでした。

途中で酸素マスクをつけられ、ひたすら呼吸法を実践している状態なので汗ビッショリ。頭の中では、ロングブレスが痩せるのはこうゆう事かぁと妙に納得していました。ロングブレスみたいなことしてるから唇も乾く乾く。リップクリーム、ストロー付きの飲み物、タオルは必須です。
気づいたら破水していた
この陣痛、待ち望んでいた痛みだけど、震えるぐらいの痛みに到達した時は、ああ、そういえば中国で陣痛に耐え切れず、帝王切開にしてくださいって言ったのに許可されなくて飛び降りた事件があったよなぁ。確かにお腹切って欲しい、今すぐこの痛みから解放されたい気持ちって分かるなぁと思いつつ、痛みに耐えていた私。この痛み、一体どれぐらい続くのかな…と、くじけそうになる度に看護師さんに子宮口何センチですか? と聞くと、6センチ、8センチと結構いい調子に開いていきました。あの頑固で1センチから開かなかったのが嘘のよう。お腹の中の赤ちゃんもやる気を出してきたのかな。ちなみに破水はよく聞くパーンと弾けてドバーっと出てきたタイプではなく、あれ、なんか弾けたかも気のせいかなってレベルでした。

四つん這いになったのが効いた
看護師さんに四つん這いになってみようかと言われ、四つん這いになってみました。体勢を変えるのもしんどいし、四つん這いで呼吸法を実践していると余計に汗もスゴイ。暑かったのが寒くなってくるし、体も震えてくる。とってもしんどくて、何十分かその体勢で粘ったけど、限界だったので、姿勢を戻し子宮口を確認してもらうと9センチになっていました。

いきみたい感じが分かってきた
次第にいきみたくなってきて、いきみたい波が押し寄せてグワーっと肛門に力が入る感じ。呼吸法でいきみ逃しとか言うけど、どうしても力が入っちゃうし、いきみは逃げません。「ただ、呼吸を整えてるだけなのか…世間でいう、いきみ逃しってなんだったんだ…」と思いつつ、なるべくいきまないようにします。この頃には看護師さんがザワつき、「先生を呼んできて」と準備をしだしたので、もうそろそろゴールが近いなと分かりました。主人に一旦外に出てもらい、出産の準備がセットされました。その間、ずっといきまないようにこらえます。先生が子宮口を確認し、「もういきんでいいよ」と言われる頃には、いきみたい波がスンとなくなっていました。

頭の中では冷静だった
いきみの波がなくなったので、今度は自分でいきみます。「深呼吸して、いいよー」と言われ、いきんでみると「おお、うまいうまい。」と言われたので、見えないけどどうなってるんだろうーと思いつつ、もう一度いきむと「頭見えてきたよ」。「次で最後にしようか」と思いのほか、すんなり出てきていたようです。最終ステージにたどり着くまで長い道のりだったけど、最後はあっさりポーンと出てきました。出産の瞬間はズルっ、羊水なのか血なのかバシャーっていう感覚でした。

15時46分に7時間32分で出産
体重3,344グラム 身長48.2㎝ 胸囲33.0㎝ 頭囲34.5㎝

生まれてきた瞬間に泣いちゃうかな…なんて考えていたけど、実際は本当に人がお腹の中に入ってたーという不思議な気持ちに包まれました。横で号泣する主人を私がなだめるという、なんともシュールな光景。ちなみに、娘は誕生して体をふくために助産師さんが抱っこして運ぼうとしたら、先生の袖をしっかり掴むというハプニングが。なんともしっかりした赤ちゃんでした。

出産は十人十色
出産してから、ほかの人の出産の話を聞く機会も多く、本当に色んな出産があるんだなぁと思いました。安産安産って言いがち、短時間で生んだよって競いがちですが(出産する前は安産という謎のプレッシャーがあってものすごい嫌でした。もう、そんなんは気にしなくていいです! )無事に生まれてくる事が一番だと思います。陣痛促進剤の痛みは自然な陣痛よりも痛いらしいけど、痛みが比べられないので分からないし、帝王切開だって、全然楽じゃない。怖いもん。なので、尊敬しちゃう。出産を控えて、検索している妊婦さん。どうか、落ち着いて挑んでくださいね。私が重要だと思ったのは呼吸を乱さない事かな。あとは、怖いって思うよりも赤ちゃんに会えるんだ~楽しみ~って気持ちでいることも大事だと思います。かわいい子に会えますよ~、頑張れ~。

 

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