久々に行ってみた「apM Luxe」。あれ、めっちゃ混んでる…と思ったら、ビルの中はバイヤーじゃなく中国人でイッパイ。中国のガイドブックにでも載っているのか、集まる所には集まっているんです。免税店に行けば中国人ばかり。韓国コスメコーナーなんて、ギューギューなぐらい混んでて通るのもやっとです。韓国コスメが中国で人気なのねぇと思って明洞の路面店を覗いてみると、こちらは閑散としている。その差が激しくってびっくりです。apM Luxeでも同じ現象が起きていて、数多くあるお店の中から人気のある店、そうじゃない店の差が分かりやすく出ていました。人気のお店は道を塞ぐほど群がっているので一目瞭然。似たような物は他の店でも売ってるのに、ガイドさんが紹介するお店か何かなのでしょうか。とっても不思議。

こういったアクセサリー屋が中国人に人気みたい。アタシの感覚からすると2年前に流行ったようなデザインかなぁって感じ。ミリオレあたりに売ってそうなデザインな気がします。以前、apM Luxeって小売りが難しかった気もするけど、「3つ買えばOKですー」と店員が積極的にアピールしていました。小売りNGをも覆すチャイナパワー、おそるべし。そして、群がっている中国人の特徴に気づいたんだけど、みんな韓国人みたいな顔をしているんだよね。中にはギブスをはめたり、二重に整形したのか生々しい傷があったり、韓国人化しようとしている人もいました。きっと韓国には整形と買い物しに来ているのね。K-POPパワーってやつでしょうか。

アタシは南大門アクセサリー市場に行っているので心惹かれる物はなかったけど、いくらで売ってるのか値段だけ気になったのでチェックしただけ。日本で売られているアクセサリーよりは安いと思うけど、apM Luxeは卸市場と言えども色をつけて売っている市場だと思うので、物によっては日本の300円ショップにもありそうな物もあるので、吟味して買わないと後悔しそうです。

アタシの中でapM Luxeにイケてる物はナイというイメージだったのですが、唯一ときめいたのはココ。すっごいスタイリッシュなデザインのアクセサリーが置いてあったの。パーツ1つとってもすっごい凝ってるデザインだし、南大門アクセサリー市場を舐めまわすように見てきたアタシも初めて見るデザインばかり。その分、値段はべらぼうに高かったです。日本円で数万するレベル。値段が高いからか、このデザインに惹かれないのかお店にはアタシだけしかいませんでした。誰が買いにくるんだろう。

ルブタンパロディもapM Luxeに置いてあります。NPHにもあったんだけど、クオリティが惜しい感じ。apM Luxeがダントツでクオリティが高かった。ジバンシィ、フェンディ、ヴァレンティノパロディもありました。興味本位で値段を聞くと、本物よりかはもちろん安いけど、パロディにその値段払う? って躊躇する値段でした。2つ折り財布と名刺入れは59,000wぐらいだったっけ。中途半端な値段を支払うぐらいなら、本物買った方が良くない? と思うので、そう思えちゃったのかな。
あくまでパロディなので、チェーンの金具が違ったりします。アタシはスタッズ系が大好物なので、パロディ関係なく見ているだけでワクワクします。
そうです。ヴァレンティノのロックスタッドパンプス。これまた興味本位で値段を聞いてみたのですが忘れちゃった、でも日本円で1万近くだったような気がします。靴卸市場で数千wの靴を見てきているので、とっても高く感じちゃう。それでも店内には中国人のお客さんがチラホラ。アタシのイメージではパロディってメイドインチャイナが気がするんだけど、どうして韓国で買うんだろう。中国で出回っていないのかな?  もしくはメイドインコリアでクオリティが高いのかしら。

apM Luxeの後、近くにあるU:USを見てみると改装され路面店が出来ている。しかも値段がついている。完全に小売りを目的としたお店だ、スッゴー! とびっくりして覗いてきちゃった。値段は日本で売っているのと変わらない気がする。それでも店内は中国人で混雑。apM Luxe同様、U:USの小売りNGをも覆すチャイナパワーはやっぱりスゴイ! でもその分、めっちゃ高く設定されています。

NUZZON、デザイナークラブの中は見てませんでしたが、その界隈で多くの中国人旅行客を見かけたので、人気なのはこの界隈なのでしょう。近いのにTEAM204はさほど混んでいないし、クァンヒ市場付近はガラガラ。 ついでにNPHでも中国人はあまり見かけませんでした。免税店同様にビルの階段や至る所に座り込んでいる、道を塞ぐ、通りすがるのも値段を聞くだけでも一苦労なので、U:US界隈は混んでると頭に入れてショッピングした方が良さそうです。